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【2026年版】決済API 5社徹底比較
Stripe / PayPay / Square / PAY.JP / LINE Pay

更新日: 2026-02-15 読了時間: 約8分 カテゴリ: 決済

ECサイトやSaaSアプリに決済機能を組み込む際、どのAPIを選ぶかはビジネスに直結する重要な判断です。本ガイドでは、日本で利用可能な主要5つの決済APIを、料金体系・機能・日本市場対応・実装難易度の観点から徹底比較します。

1. 比較サマリー

API 初期/月額 決済手数料 対応決済 日本対応 難易度 人気
Stripe 無料 3.6% カード, コンビニ, 銀行 完全対応 中級 92
PayPay 無料 1.98%〜 QRコード決済 日本専用 初級 68
Square 無料 3.25%〜 カード, QR, 対面 完全対応 初級 75
PAY.JP 無料 3.0%〜 カード 日本専用 初級 55
LINE Pay 無料 2.45%〜 QRコード, LINE内決済 日本専用 中級 62

2. 各APIの特徴と強み

Stripe - グローバル対応の万能型

世界135か国以上で利用されるStripeは、最も充実した開発者向け機能を提供。サブスクリプション管理、請求書発行、不正検知(Radar)、Connect(マーケットプレイス向け)まで一通り揃います。日本円決済、コンビニ払い、銀行振込にも対応済み。

  • 強み: 豊富なSDK(10言語以上)、詳細なドキュメント、Webhookによるイベント駆動
  • 弱み: 日本のQR決済(PayPay等)には非対応、サポートが英語中心
  • おすすめ: グローバル展開するSaaS、サブスク型サービス

PayPay - 日本最大のQR決済

国内6,000万ユーザー超を誇るPayPay。QRコード決済に特化し、初期費用・月額無料で手数料も業界最安水準の1.98%。実店舗・EC両対応のAPIを提供。

  • 強み: 圧倒的なユーザー数、低手数料、ポイント還元による集客効果
  • 弱み: QR決済のみ(カード決済は別途必要)、海外展開不可
  • おすすめ: 日本国内向けEC、実店舗のオンライン決済

Square - オンライン×オフラインの統合

対面決済(POSレジ、カードリーダー)とオンライン決済を一つのプラットフォームで管理できる点が最大の強み。在庫管理、顧客管理機能も統合。

  • 強み: 対面/オンラインの統合管理、直感的なダッシュボード、予約管理
  • 弱み: カスタマイズ性はStripeに劣る、高度な決済フローは不向き
  • おすすめ: 実店舗を持つビジネス、小売・飲食店

PAY.JP - 日本特化のシンプル決済

日本の開発者向けに設計されたクレジットカード決済API。BASEの決済基盤としても採用。APIがシンプルで、少ないコード量で決済を実装可能。日本語ドキュメントが充実。

  • 強み: 実装のシンプルさ、完全日本語サポート、低い手数料(3.0%〜)
  • 弱み: カード決済のみ、国際展開不可、機能面はStripeに劣る
  • おすすめ: 個人開発者、スタートアップ、小規模ECサイト

LINE Pay - LINEエコシステム連携

LINEアプリ内での決済とQRコード決済を統合。LINE Messaging APIとの連携で、注文確認・領収書送信をLINE上で完結できる。9,500万人のLINEユーザーへのリーチが魅力。

  • 強み: LINE連携、ポイント還元、LINEミニアプリとの統合
  • 弱み: LINE外での利用は限定的、APIの学習コストがやや高い
  • おすすめ: LINE公式アカウント運用企業、LINEミニアプリ開発

3. ユースケース別おすすめ

グローバルSaaS → Stripe

多通貨対応、サブスクリプション管理、マーケットプレイス決済(Connect)が必要なら Stripe 一択。開発者体験も最高レベル。

日本国内EC(低コスト重視) → PayPay + PAY.JP

PayPayでQR決済(手数料1.98%)、PAY.JPでカード決済(手数料3.0%)を組み合わせるのが最もコスト効率が良い。

実店舗 + オンライン → Square

POSレジ、在庫管理、オンラインストアを一元管理。飲食店・小売業に最適。

個人開発・MVP → PAY.JP

最小限のコードで決済実装。完全日本語ドキュメントで学習コストが低い。BASEでも採用された実績。

4. 実装サンプルコード

Stripe(Node.js)

const stripe = require('stripe')('sk_test_...'); // PaymentIntentの作成 const paymentIntent = await stripe.paymentIntents.create({ amount: 1000, // 1,000円 currency: 'jpy', payment_method_types: ['card'], });

PAY.JP(Node.js)

const payjp = require('payjp')('sk_test_...'); // 課金の作成 const charge = await payjp.charges.create({ amount: 1000, // 1,000円 currency: 'jpy', card: 'tok_xxx', // トークン });

5. まとめ:選び方フローチャート

  1. 海外展開する? → Yes: Stripe
  2. 実店舗がある? → Yes: Square
  3. LINEと連携したい? → Yes: LINE Pay
  4. QR決済を重視? → Yes: PayPay
  5. シンプルにカード決済だけ? → Yes: PAY.JP

迷ったらStripe(グローバル)またはPAY.JP(日本特化)から始めるのがおすすめです。いずれも初期費用無料で、テスト環境が充実しています。

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